mixi(ミクシィ)は日本の情報通信関連企業株式会社ミクシィ(mixi, Inc.)、
および同社が運営する、日本国内で最大のユーザー数を持つ、
完全招待制のソーシャル・ネットワーキング・サービスの一つ。
2004年2月オープン。2006年5月15日には、利用者数が400万人を突破した。
サービス名である「mixi」は、「mix (交流する) 」と「i (人) 」とが由来。18歳未満は利用できない、成人向けサイトである。
コミュニティ
それぞれが関心のある話題について語り合うための掲示板機能。
コミュニティは各ユーザーが自由に作ることができ、特定ユーザーのアクセスブロック機能も持つ。
また、mixi全ユーザーが自由に加入できるようにすることも、
管理人の承認が必要なようにも設定できる。
またコミュニティ内の掲示板は、公開されているものはコミュニティ参加者以外でも閲覧できるが、参加者以外へ非公開にする事もできる。
マイミクシィ
略して「マイミク」とも呼ばれる。
他のユーザーをマイミクシィに登録することで、
そのユーザーが日記の更新を行ったときに自分のユーザーページ上で知ることができる
(ユーザーを指定して表示させないようにすることも可)。
また、マイミクシィ限定で日記を公開することができる (後述) 。
マイミクシィの登録には、その相手ユーザーの承認が必要。
お気に入り
特定ユーザーをブックマークする機能。マイミクシィと違い、相手ユーザーの承認は不要だが、
特定ユーザーをブックマークする機能。マイミクシィと違い、相手ユーザーの承認は不要だが、自分のユーザーページ上で日記の更新などを表示させることはできない。
システム上、相手ユーザーに自分の足あとを付けずにログイン後の
経過時間を把握することが出来る。
日記
基本的な使い方は、一般的な個人サイトの「管理者の日記」と同じである。
しかし、最近では個人ジャーナリズムのブームがあるため、
ブログのように自分の意見や主張を書く使い方もある。
日記を書くと、興味ある人からコメントがくることもある。
それに対して自分もコメントの形で返信できるところはBBSと同様である。
普通のBBSと違うのは、自分の過去の日記を修正したり、
それに追加したりすることができる点である。
日記の公開範囲を、友人 (マイミクシィ) まで、友人の友人まで、
全ユーザーに公開というように一括設定することができる。
日記内への画像のアップロードも可能。 mixiNewsへのトラックバックが可能になった。
mixi標準機能の日記ではなく、外部のブログを設定することもできる。
足あと
ユーザーのページを他のユーザーが見た場合、そのユーザー名が「足あと」として登録される。
通算アクセス数を記録しており、事前に設定しておくことでたとえば
「1000アクセス目に訪れたユーザー名」をお知らせメールにより受け取ることが出来る。
この足跡機能により本名で登録している人間は身元がわかってしまうなどの問題も指摘されている
mixiニュース
2006年2月2日に追加された、ニュースと天気予報表示機能。
トップページにJavaScript対応ブラウザでさまざまなジャンルの最新ニュース6つを表示でき、そのニュースを扱った日記を書くことも可能である。
天気予報はJavaScriptオフでも表示できる。
ただし機能追加に伴うレイアウト変更で横幅が増えたため低解像度だとすべて表示しきれないなどの批判がある。(現在では、2種類のレイアウトパターンから切り替えて使用できる。)
おすすめレビュー
自分の観賞した音楽や書籍、映画作品などについてのレビューを書くことができる機能。
レビューは作品ごとに見ることが出来る他、あるユーザーが書いたレビューを見ることもできる。
さらに、レビューされた作品を、Amazonやイープラスより、
詳細情報の閲覧・購入をすることが可能。
プレミアムサービス
一般ユーザーは無料で利用できるが、
有料のプレミアムサービスに登録することによりフォトアルバム機能を使うことや、
日記の容量増大、日記内の特定タグの使用、携帯電話からのメッセージ送受信、
メッセージ無期限保存 (通常は60日分まで) 、
アンケートトピックの作成を行うことができる。
またプロフィールページにMixi Premiumのロゴが付く。
携帯電話でメッセージを利用したいがお金は払いたくないというユーザには
非公式モバイルmixiがある。
ミュージック
2006年5月22日にプレミアム会員向けに開始、同年6月28日には全会員に解放された。
「mixi station」をインストールすることにより、
パソコン内で自分が再生した曲名などをmixi上に表示できる。
Windows Media PlayerとiTunesに対応している。
参加方法
完全招待制をとっている。
これは、既に参加している人からの紹介がないと参加ができないというもので、
排他的になるという面が避けられないものの、雰囲気が荒れることを防ぐ目的がある。
従って、mixiの登録者に知人がいないと参加ができない。
知人がいない場合、検索エンジンでmixi会員を探し、
メールを送って招待状を送ってもらえるよう依頼し、招待状を入手して入会する人もいる。
但し、既会員が自分のサイト等に招待状を掲載し、
相手を確認せずに不特定多数の人を対象に招待する行為は禁じられている。
招待制であることで安心し自分の氏名などのプライバシーを公表する人もいるが、
mixiの招待状がネットオークションで販売される例もあり、
また偽名での参加も可能であるので会員制だからといって無防備に自分のプライバシーをさらすことについては慎重性が求められる。